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古川昌明
日本代表としての実績はほとんどないのですが(1993年に一度だけ選ばれた)、
現・鹿島アントラーズGKコーチの古川昌明氏です。
本田技研工業時代はほとんど目が出ず、同じ本田技研の狭山工場のチームに飛ばされ、
不遇な目に遭いながらも、その後、ブラジルへ単身で留学。
そして名門サンパウロFCの練習に参加させてもらった後、
帰国後、本田時代の同僚である黒崎久志(当時は黒崎比差支)らからのラブコールで鹿島に入団。
そこで正GKに抜擢され、鹿島の初代チャンピォンに貢献しました。
彼のサッカー人生はまさに「雑草」と言っても過言ではなく、はじめは全く目が出なくても、
努力すれば、彼のようにそれが花開く事もあるというのを学んだものです。