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隠れた才能が花開いた日韓W杯
稲本潤一。
言わずと知れた2002年の日韓W杯で2ゴールを決めた選手です。
当時の日本代表と言えば、
中田英寿を中心とした攻撃陣とトルシエ監督が推奨した「フラット3」が流行りました。
すでに海外で活躍していた中田英寿や小野伸二に注目が集まる中、
アーセナルに所属していながら出場機会に恵まれなかった当時の稲本。
にわかサッカーファンには、あまり期待されていなかったように記憶しています。
自国開催のため期待が高まった日本代表でしたが、まだ二度目のW杯。
勝ち点すら上げたことがないチームの初戦のベルギー戦での勝ち越しゴールを決めたのは稲本でした。
結果は引き分けとなりましが、日本に初めてのW杯勝ち点をもたらしてくれました。
続くロシア戦でも、その勢いそのままに決勝ゴールを決めた稲本。
翌日のスポーツ新聞の一面が稲本まみれだったことが一番の思い出です。
あの興奮したW杯を作ってくれた稲本潤一選手が間違いなく好きな選手です。今でも応援しています。